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アズマイバラ

もう2週間前になりますが、6月16日
近くの低山の林道コースを歩いてアズマイバラ、テリハノイバラを見学してきました。

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アズマイバラ(このあたりではヤマテリハノイバラと呼ばれている)
はもう花期は終わりのようなのですが、とりあえず株を確認したくてきました。

こんな場所です。標高300~400mくらいでしょうか。

最初に見つかったアズマイバラはやはり花が終わっていました。
つぎつぎ現れる株もすべて咲き終わっていて、
まあ、時期が遅いのでしかたないですが、

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なんと、しばらく登るとほんの少しですが、花が咲いています!

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標高さらに高くなっています。
開花している株が少しずつふえてきました!

これが山登りの野バラさがしの楽しいところですね。

以前にモリイバラを探しに行ったときもそうでした。
登っていくにつれ、どんどん開花株が見つかって、
なぜか別の野バラも見つかってきたりしたのです。

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さらに登ると比較的日当たりの良い山頂付近。

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このあたりでは、テリハノイバラがなぜか俄然ふえてきました。
テリハは花期はこれから。つぼみもあちこちの株に見えます。

アズマイバラも房咲きの花数が多いです。(写真に撮りませんでしたが)

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アズマイバラはこんな場所に住む野バラなのだなあ、と実感です。

これはアズマみたいだけどちょっと個性的とか、
これはテリハだねとか。

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それにしても、こんなにたくさん株があるとは想像していませんでした。
歩く道すがらアズマイバラ、テリハノイバラがつぎつぎ現れるのです。

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このあたりで標高500~600m。

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野バラを探しながらゆっくり登るので体力はそれほどきつくなく。
立ち止まって景色をながめて深呼吸、山の空気が気持ちいいなあ・・

アズマイバラの株をたくさん発見したことと、
テリハノイバラが山頂付近にたくさんあったこと(これにはびっくり)、
大収穫でした。

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この山のテリハノイバラがどうしても気になって、じつは今日(6/29)また行ってきました。
それはまたいずれ。

comment

のんのん:

plumさんおはようございます。
歩いて!・・標高600mまで行ったんですね。さすが。
私は車で行けるようなところですが、山道で次ゝとバラが現れるあのワクワク感はたまりませんね。

上のほうのヤマテリハノイバラは、モリイバラのような感じに咲くのですね~かわいいです。
ヤマテリハノイバラとはわかりやすいネーミングですが、テリハノイバラとの違いはどこなんでしょうね。

やっぱり自生はかわいいですね。日本の野生バラのこと、もっともっと知りたいです。
テリハノイバラのupも楽しみに待っています。

同じく!
ヤマテリハノイバラと普通のテリハと、どう違いますか~?
すぐ見分けがつくみたいですね。
わくわく。

plum:

のんのんさん、こんばんは。
バス停からスタートしてそこがすでに標高200mだし、歩きやすい林道だから
それほどきつくなかったです。
そうなんですよ、高さによって開花の様子が違うのでそれをいっぺんに見ることできて興奮しますね。

私はテリハノイバラは海岸など水辺にいるバラだと思っていたので、
最初にアズマイバラがそこではヤマテリハノイバラと呼ばれていると聞いて納得でした。
海のテリハ(テリハノイバラ)と山のテリハ(アズマイバラ)と分布がはっきり分かれていると、ずっと思っていたのです。

現地の図鑑にはヤマテリハとノイバラしか載っていないようですが、
今回テリハノイバラがたくさんあるのがわかって混乱中です。
テリハノイバラはここではいったいどんな存在なのでしょうね?

plum:

ミセスサニーさん、こんばんは。
ヤマテリハ(アズマイバラ)は立ち上がって何かにもたれて上に行きますし、
テリハは川原でもそうですが、這っていてそのあたりは同じです。
テリハの托葉も川原と同じです。全体を見れば多少違いはあるのでしょうけど。

今回2回目でよくよく見ると交雑しているかなと思うものもありましたし(テリアズマ?)はっきりしないものもありました。

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