『ヴェネツィアのチャイナローズ』

こういう本があるとバラ友さんにおしえていただき、貸していただきました。

『ヴェネツィアのチャイナローズー失われた薔薇のルーツを巡る冒険』
アンドレア・ディ・ロビラント著・堤けいこ訳、2015年、原書房

ディ・ロビラントさんの祖先が作った庭園に咲くチャイナローズと思われる「ローザ・モチェニーガ」
このルーツを探るお話です。

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この本を読みすすんでまず思ったことですが、
バラのルーツ、やはり知りたいのだなあ・・。

この「ローザ・モチェニーガ」は皇后ジョゼフィーヌのマルメゾン宮殿にあったバラだったのではないかという仮説から始まって、さらにバラの栽培の歴史に出てくる有名人(ノアゼットさんとかスチュアートさんとか)のことも詳しく調べていて読みごたえあります。
ジョゼフィーヌのバラは彼女が亡くなったあとは抜かれて売りさばかれてしまっていたのですね。知らなかった・・
現在のバラ関係の方々にも尋ねたりしているし、ディ・ロビラントさんの調査探求、その行動力、それに本まで!すごいですね。

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一番印象に残ったのは、ここ!
そもそもディ・ロビラントさんがこのバラに関心を持ったのはデ・ロッコさんという方からだそうで、
この方はすでに亡くなっているようですが、古い建物を修復する建築家だそうです。バラをよく植えたり植栽しなおしたりしていたようで、
デ・ロッコさんはご自分が名付けた「ローザ・モチェニーガ」がオールドブラッシュと同じものなのかどうか知りたくて、
かつてご自身で造園した中世の城の遺跡に植えたオールドブラッシュの茂みの隣にローザ・モチェニーガ」を夜闇のなかこっそり植えこんだそうです。

長くなるのでこれ以上書きませんが、ナイス!そして国が違っても同じ発想なんだなあ・・。

「ローザ・モチェニーガ」は強香で、桃やラズベリーのような香りとのことです。そのようなオールドブラッシュ似のバラが日本のどこかにもあるでしょうか。

  1. ぴぴん より:

    おやおや。私もこの本を読んで、記事にしようとメモを用意していました。
    今抱えている原稿に目処がついたら書きたいなと思っています。

    「国が違っても同じようなことをしている」とは、私も思いました。^_^)

    • plum より:

      ぴぴんさん、そうでしたか!
      記事お待ちしています^^
      私はこの記事書いているうちに読書感想文ってむずかしいなと思いました^^;

      それにしてもバラ「ほしい」「知りたい」どこの国も同じようですね。

  2. paper moon より:

    plumさん、こんばんは。

    かねてより拝見しておりましたがこの記事を見てコメントさせていただきました。
    この本は昨年手に入れて大変興味深く読みました。
    一応私もブログに載せましたが読書感想文など書けないので
    本の紹介だけにしました。

    実は偶然今朝翻訳者の方のブログを見つけたので
    お知らせしようと思ったのです。
    下記のブログを見てはいかがでしょうか。

    http://serendipj.exblog.jp/i15/

    それから、昨年ちょっとした書き物をして
    plumさんの2008年のクリムゾン・ランブラーのシリーズを参考にさせていただきました。
    遅くなりましたがご報告し御礼申し上げます。

    • plum より:

      paper moon さん、初めまして。
      コメントありがとうございます。
      paper moonさんもこの本、読まれたのですね。
      翻訳者の方のブログ、ありがとうございます。
      エレオノーラさんのリンクもありますね!
      あとでゆっくり読ませて、見せていただきます!

      クリムゾン・ランブラーの記事見てくださってありがとうございました。
      paper moon さんのブログのその記事は昨年なのですね。探して読ませていただきますね。
      私の記事はもうずいぶん前のことなのでちょっと思うことあって最近非公開にしました。でもお役にたてていたと思うとうれしいです。
      またこれからもよろしくお願いします。

  3. paper moon より:

    plumさん、おはようございます。

    さっそくお返事を書いていただきありがとうございます。

    実は私の勘違いで間違ったことを書いていたので
    取り急ぎ訂正のコメントをさせていただきます。

    この本のことについて私もブログに載せたと書きましたが
    その後確認してみたら下書きにも載っていませんでした。
    自分では載せたつもりだったのですが
    なぜか手つかずだったようです。

    ほかのブロガーとこの本のことについてやり取りしているうちに
    書いたつもりになってしまったのでしょうか。

    失礼しました。

    翻訳者のブログにはモチェニーガのきれいな画像が載っていましたね。
    plumさんはどのように感じたのでしょうか。
    ブログに書いていただけるのを待っています。

    • plum より:

      paper moon さん、こんばんは。
      わざわざ訂正していただいておそれ入ります。
      私は何も知らなかったのですが、発刊した当初はあちこちのバラ好きさんブログで話題になっていたのでしょうか。

      ところで、papaer moon さんのブログ、写真が美しくてバラの魅力が伝わってきます。バラをめいっぱい楽しまれているのですね。

      モチェニーガの画像って本とともに映っているバラのことですか?
      あれがモチェニーガということなんでしょうか?
      ブログに書く、、、私は観察が苦手なものですみません・・

  4. クミン より:

    plumさん、こんにちは^^。

    もう10年近く前になるのかな?
    バラ好きな皆が、似たようなバラを次々にplumさんに送ってしまって、今思えばずいぶんと迷惑かけたなぁ~と思います。
    ごじゃりあんたちの他に、オドラタという名前で売られていたオールドブラッシュ似のバラなんてのもありましたよね。

    最近の事では江戸時代から伝わっていると言うバラも登場しましたし、plumさんとA子さんでルーツを解き明かしてくださるといいなぁと、ひたすら頼り切っております^^;
    ほんと、すいません。
    よろしくお願いします!

    • plum より:

      クミンさん、こんばんは。
      この本を読んだとき真っ先にクミンさんとごじゃりあんを思いました^^
      メールしようかなと思ってしないままで・・(すみません)

      いやぁ迷惑だなんて、私こそ、じつはつるごじゃは今はありませんし(泣)あと、つるごじゃの実生ちびごじゃもたった一年でお亡くなりになったし、ほんとに申し訳ありません。

      オールドブラッシュかもというのやコウシンバラかもというのもありましたね。A子さんがコウシンバラかもだったか、くさぶえに鉢苗を持って行って比べてくださったり、思えばこの10年あまり、いろんなたのしいことうれしいことありました・・

      教会のバラがクラモワジと判明したのはなかなか劇的でしたね。
      江戸のバラはどうでしょうね。クミンさんが何かじつぶつを見て似ている、同じ!と確信できる日がくるといいですね。

  5. paper moon より:

    plumさん、おはようございます。

    モチェニーガの画像ですが
    翻訳者の記事の下段にあるフォトエッセイというアイコンの下の
    「先週、アンドレアさんから届いたのは…」という
    文章をクリックすると大きな画像で出てきますよ。
    一度試してみてください。

    • plum より:

      paper moon さん、こんばんは。
      おしえてくださってありがとうございます。
      見ることできました。これがローザモチェニーガなんですね。
      なるほど~
      品種登録されたのですね。
      いつかどこかで見ることできたらいいなと思います。

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